鹿児島で健康に暮らす住宅の基礎知識  その5「医療費と住宅費用」

2018/02/01

鹿児島で健康住宅を建てている丸久の家創り、設計担当の野付です。

今回、鹿児島で健康に暮らすためにどんな家が良いのか?

本当に住宅で健康になれるのか?

私が勉強したことをまとめます。

丸久の家創りでは、お客様に「豊かな暮らしをしていただきたい」

豊かに暮らすためには、「健康を損ねる原因になるような家を建ててはいけない」

そんな想いで家づくりの提案をしています。

実際に丸久の家創りが建てた家をご覧になりたい方は

モデルハウスがありますので体感しに来てください(^。^)

↑↑モデルハウス「くつろぎの家」↑↑
場所:鹿児島市松陽台56-4 tel 0996-63-0618(丸久建設)

http://www.marukyu-hanacoco.com/inquiry/

【見学希望の方は事前にお問い合わせ下さい】

「鹿児島で健康に暮らす住宅の基礎知識  その5」のテーマですが

医療費と住宅費用です。

前回までブログで鹿児島でも健康に暮らすためには冬の寒さ対策が必要で

機械でリビングだけ温かくするのではなく

きちんと断熱をして家全体を温かくして訂正な湿度にすることで

心疾患、脳血管疾患、アトピー、ぜんそく、そしてインフルエンザにも

効果があることが報告されている事を書きました。

そこで、気になるのが工事費用と光熱費の住宅費用です。

高断熱住宅に住むことで健康的な生活が出来るだけでなく

暖房費や冷房費を減らす事ができ、将来に向けて大きな節約ができます。

上図は東京にある120㎡の住宅に

4人で生活した場合の暖冷房費のシミュレーションの結果です。

断熱性能の低い住宅(昭和55年基準相当)では、一年間で

15万1千円に対して

省エネ基準の住宅が9万8千円

省エネ基準を上回る住宅(省エネ基準より35%強化)では

7万7千円になります。

一年間では大きな差に感じられませんが、

30年その住宅に住み続けると、

その間に燃料費の値上げが無いものとしても

断熱性性能の低い住宅と高い住宅では

222万円もの暖冷房費の差が生じます。

つまり、断熱レベルを向上させることは

将来への投資と考える事ができます。

上図は断熱工事に100万円かけたとき、

そのコストを何年で回収できるかをシミュレーションしたものです。

光熱費の削減だけでも29年で回収することができます。

断熱性を上げた暖かい家に住まうことで健康リスクの低減が期待でき、

病気にかかることで発生する医療費も考慮すると

本人負担でわずか16年で回収することができ

健康保険にかかる公的負担まで加算すれば11年です。

住宅の断熱性能を向上することは身体を健康にするだけではなく

光熱費、医療費の大幅な軽減になります。

病院で病気を治す事はできても、原因となる環境を改善しないことには健康な生活はおくれない

丸久の家創りでは住まう人の豊かな暮らしを第一に考えた提案をしています。

おしまい

※参考にした資料

丸久の家創り 野付(のつき)

鹿児島で健康に暮らす住宅の基礎知識

その1「冬の寒さと健康の関係」

その2「血圧と健康」

その3「住環境を見直して病気のリスクを減らす 前編」

その4「住環境を見直して病気のリスクを減らす 後編」

 

その5「医療費と住宅費用」

その6「子どもとアレルギー」

その7「アレルギー対策 ダニ編」

その8「アレルギー対策 カビ編」

その9「アレルギー対策 化学物質編」

その10「子どものためにできること」

その11「住まいでできるアレルギー対策」


カテゴリー: 広報のつぶやき  
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