災害を考える。災害への備え。②

2018/09/13

こんにちは、鹿児島・出水・長島に拠点を置く、「丸久の家創り」社長の桑木です(^^)/

 

今回は、「災害を考える。災害に備える」の第2弾です。

太陽光発電と蓄電地の話になります。

 

【太陽光発電は災害時にも発電する】です。

 

一般家庭での普及してきた太陽光発電・太陽光ソーラー、

地震・台風・豪雨などの災害で停電した場合ででも、

太陽光発電の機器自体に問題がなければ、自立運転に切り替えることで発電した電気が使えます。

(勿論、太陽光発電ですので、天気には左右されます)

 

しかし、いつもの様に使えるのでなく、専用コンセントを使って、

日射量に応じて最大1.5KWまでの使用となります。

 

あくまでの非常用電源の位置づけで、テレビやラジオの視聴、携帯電話の充電と、

災害時の情報収集や連絡を取るのに役立ちます。

 

ここで、一般的な太陽光発電を非常用電源として使う方法を説明します。

ほとんどの太陽光発電には、太陽光発電を制御するパワコンが付いています。

そして、そのパワコンに専用コンセントが装備されています。

 

発電状態であれば、自立運転に切り替えることで最大1.5KW(AC100)までの電源が利用できます。

 

※注意事項

・自立運転の切り替えは、パワコンもしくは、操作モニターで行います。(機種によって異なります)
また、専用コンセントがパワコンに装備されていない機種は、別途専用コンセントを設ける必要があります。

・雨天や曇天時には発電量が不安定になるため、途中で電源が切れると故障のつながるデスクトップパソコン等の
接続はお避け下さい。

・消費電力が1.5KW以下の機器であっても使用できない場合があります。いざという時のために、
ふだん使用されている家電製品で試されておくと安心です。

 

 

 

 

 

いま注目されているのが「蓄電池」

 

太陽光発電は、災害時の天気にも左右されるし、使用電力も少ないです。

しかし、日ごろから電気を貯めることができ、もしもの災害時に利用できれば助かります。

 

また、太陽光発電と違う最大のメリットは「夜間も使える」ということです。

 

現在は、まだ電気容量やコストの問題がありますが、

すでに自動車を動かすだけの電気を蓄電できる技術があるのですから、

快適に暮らすだけの電気を手軽に蓄電できるようになる日が、そんなに遠い話ではないと思います。

 

 

 

「非常用蓄電地」の普及

 

災害時の停電時の備えとして、注目を集めているのが「非常用蓄電池」です。

 

機種にもよりますが、2.3KWの容量で複数の機器を同時に使えるものまで発売されています。

しかも、2時間半くらいでほぼ充電が完了するそうです。

 

今後このような蓄電池は、災害時だけでなく電気使用のピーク時に活用することで、

 

節電にも役立つのではないかと普及がきたいされています。

 

 

 

 

 

電気自動車の電気が災害に利用される時代に

 

いよいよ、電気自動車が活躍する時代がやってきます。

自宅で充電して車を走らせることができる未来の暮らしが現実のものになってきました。

 

そんな電気自動車の大容量バッテリーに蓄えた電気を取り出して、

停電時などの家庭用電力としてつかうことのできるシステムが開発されています。

一般家庭の消費電力の約2日分に相当する電気が使えるとのことです。

 

 

 

このように、太陽光発電と蓄電池を合わせることで、災害時の備えには大いに力を発揮します。

また、災害時だけでなく、省エネの観点からの大きな効果を生み出すことは言うまでもありません。

 

災害の備えとして、災害が起きてからではどうにもなりません。

災害前からの備えが、もしもの時に役立ちます。

今から、災害時の備えを!!

 

 

社長でした(^^)/

 

※災害を考える。災害に備える。①

 


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