家や土地を購入する時に、買主を守る法律について

2018/07/13

 

金曜の今日は、不動産に関する内容をお送りします!

物件を買うお客様を守る3つの法律についてです。

 

家や土地を購入時に買主を守るために、売主側に対して適用する3つの法律が有ります。

3つの法律により、買主は不利にならないように、守られます。

売主側には、瑕疵担保責任が発生するのですが、この瑕疵担保責任について、3つの法律の規制内容を簡単に説明します。

 

    宅建業法

宅建業法は、宅建業者(不動産会社や建築会社)が売主になり一般の方が買主になる場合に、売主を規制する法律です。

売主は瑕疵担保責任について、土地・建物すべての隠れた瑕疵について引渡し後、2年間は担保責任を負うことになっています。(法第40条)

 

    品確法

品確法は新築住宅(竣工後1年未満かつ未入居)の売主すべてが対象になり、規制する法律です。

新築住宅の構造耐力上主要な部分等(基礎や構造柱、構造が原因の雨漏り)について引渡し後、最低10年間は担保責任を負うことになっています。(法第95条、第97条)

 

    消費者契約法

消費者契約法は、買主が一般消費者(個人)である場合の取引について、売主(一般の個人を除く事業者)を規制する法律です。

土地・建物のすべての隠れた瑕疵について、その責任の全部を免除する条項を定めることを禁止(無効)しています。(法第8条第1項第5号)

また、買主の利益を一方的に害する条項を定めることも禁止(無効)しています。(法第10条)

 

これらの法律は、いずれも取引の当事者の力関係や取引の性質上弱い立場に立つ買主等を保護するための法律になります。

よって、どの法律、規程が優先するということではなく、法律が重複して適用されます。

 

これを知ると、土地や家を購入検討する時の壁が、少し低くなってきたのではないでしょうか?

こういう法律は、実に頼もしいですね^^

 

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家づくりのご計画の方は、まずは土地を見つける作業からですが、土地探しは工務店と一緒に探した方がいいとアドバイスしています。

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 学校校区や地域指定、最寄りの駅等、検索が大変便利です。

是非、利用してみて下さい。下記サイトの「住まいづくりの土地案内館」です。

http://www.marukyu-hanacoco.com/land/

不動産担当  ミスミでした^^/~~

 

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