出水市で新築住宅の地鎮祭の時の御供物は何が必要か?

2022/03/01

こんにちは。
鹿児島県出水市の丸久建設㈱スタッフです。

先日のブログで、
地鎮祭と起工式の違いは何か?
書きましたが、今回はそれに付随して、
地鎮祭の時に必要な御供物(おそなえもの)について記載します。

ちなみに丸久建設では、
住宅の地鎮祭の時には、お客様に御供物リストをお渡しします。

それには、
・米(5合程度)
・塩(1袋)
・鯛
・野菜(3~4種類程度)
・果物(3~4種類程度)
・新酒(1本 焼酎可)
・初穂料(20,000円~30,000円)
・砂
・竹・杭(4本)
・シバ※榊(4本)
・ツル・スコップ
・盃・紙コップ(15個程度)

と、記載されています。
では、詳しく説明していきましょう。

地鎮祭の御供物

(5合程度)
※ 一合=180ccです。お米の場合は約150gなので、750g。

(1袋)
おおよそ一合程度( ※ 一合=180cc、180mlです。)
※サラサラの塩と、しっとりした塩では重さが異なります。
 なので、大まかに1袋とお伝えすることが多いです。

(1尾)
【海の幸】
尾頭付きの魚(鯛が一般的)。
スルメ、昆布など。

野菜(3~4種類程度)
【山の幸】
人参、胡瓜、茄子、大根、椎茸など。

果物(3~4種類程度)
みかん、りんご、オレンジ、バナナ、葡萄、柿などが多いです。

新酒
※一升瓶のままで問題ありません。
お酒の種類は日本酒でなくても焼酎も可です。

初穂料
※初穂料とは(神主さんへの謝礼)のことです。
神主さんへの謝礼として渡す「初穂料」の相場ですが、
丸久建設では、お施主様に2~3万円程度でお伝えしています。

初穂料とは「お初穂」を意味しており、
稲作の実りを感謝して神様にお供えするモノをさしています。
古くからの名残で、現在でも神様へのお礼として
支払うお金のことを初穂料と呼んでいるのです。

初穂料は、地鎮祭以外にも年始のお祓いや
お宮参りなどのお礼の際に使用されています。
「玉串料」や「お供え」も同じ意味です。

■砂
■竹・杭(4本)
■シバ※榊(4本)
■ツル・スコップ
■盃・紙コップ(15個程度)
▲上記の物は、丸久建設のほうでご準備します。

地鎮祭で準備する果物や野菜などは、
新鮮なものであれば何でもかまいません。

・地下にできる根菜や芋類と、
 地上に実る野菜の両方を用意するのが良いとされる

・できるだけ旬のものを選ぶ

地鎮祭とは、
建物を建て始める前に行う儀式のことです。

地鎮祭とは、新しく建物を建設する前に行い、
そこで安全・安心に暮らしていけるよう願う儀式です。

 

地鎮祭には、主に以下の3つの意味があるといわれています。

その土地を守っている氏神様に土地を利用する許可を取る意味
工事の安全を祈る意味
住む人の繁栄を祈る意味

新しくその土地に建物を建築すること、
そしてそこに住むことを神様に報告します。

 

地鎮祭は、
「家を安全に立て、長く安心して暮らせるための儀式」です。

これから長く暮らしていくことになる土地の神様に
正しく挨拶するために、
家を建てる土地のルールもよく理解した上で、
地鎮祭を行えると良いかと思います。

 

▼地鎮祭についての関連記事はこちら▼
しってます??地鎮祭と起工式の違いは何か?
出水市で執り行う「地鎮祭」の神様について


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