しってます??地鎮祭と起工式の違いは何か?

2022/02/28

こんにちは。
鹿児島県出水市の丸久建設㈱スタッフです。

先日も、出水市上知識町にて
地鎮祭を執り行わせていただきました。

よく、建物が建つ前に敷地にテントが建てられ、
神主さんを見かけることがあると思います。
それは「地鎮祭」「起工式」と言われるものです。

ただ、呼び方が違うだけ?内容は一緒なの?
・・・という事で調べてみました。

地鎮祭とは


地鎮祭は個人住宅・一般企業の建築工事着手事に行う式典。
工事に着手する前に行われ、
その土地に住む神様を祝い鎮め、
神様にその土地を使用することの許可をいただき、
これからの工事の安全と繁栄を祈願する式のことです。

地鎮祭の祭神は、
大地主神(おおとこぬしのかみ:大地の守護神)
産土大神(うぶすなのおおかみ:土地の氏神様)

 

起工式とは


起工式は工事着手時に行う式典で
公共工事では地鎮祭とは言わず起工式の呼称が一般的です。
工事に着工するときに行われ、
無事に着工に至ったことを喜び、
工事の順調な進捗と安全を祈願する式のことです。

起工式の祭神は、
手置帆負命(たおきほおいのみこと:工匠の守護神)
彦狭知命  (ひこさしりのみこと:工匠の守護神)
産土大神  (うぶすなのおおかみ:土地の氏神様)

 

結 果
どちらも今後の安全を願うためのものという事に変わりありません。
式典の名称を地鎮祭とするか、起工式とするかは
深く考えると難しい問題ではありますので、
主催者側ともよく打合せをし、
事業主(施主)の意向により
呼び方を決めるケースが多くなっています。

必ずしも行わなければならないものではありませんが、
工事関係者にとっては安心して工事を行うための、
施主様にとってはその土地でこれから数十年住んでいくため、
土地神様にご挨拶をする大事な祭典です。

【関連する記事】
地鎮祭の時の御供物は何が必要か?


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