出水・北薩で楽しいブログなら丸久の家創り

こんにちは。
鹿児島県出水市の工務店『丸久の家創り』
設計担当の野付です。

丸久建設では家を建てた後も、
オーナー様に協力して頂いて温度を測定して、
建てた家が、本当に
冬に温かい家になっているのか検証しています。

今回検証したのは・・・、
阿久根市に新築して、
昨年の４月にお引渡しした、U様邸。

U様のご家族はご夫婦と
お子様がお二人の４人家族です。

リビングダイニングキッチンは１６畳ですが、
階段の吹き抜けなどもあり、
空間は２階ともつながっていますが、
仕切りや建具はありません。

高断熱、高気密、高換気、
だからできる仕切りが無くても
リビングが本当に温かいのか、
実測データを見てみましょう。

上のグラフは
１月９日の０時から２３時の温度変化です。

青がリビング、黄色が外気温ですが、
外気温は０時から午前９時まで０℃以下で、
雪の積もった日でした。

この日のU邸の
リビングの温度は２０℃を下回っていません。
ちゃんと冬に温かい家になっていました。

今年の冬は
１月７日から１月９日にかけて
寒波が襲来してとても寒かったのですが、
この３日間のU邸の温度と外気温が下のグラフです。

外気温は７日のから冷え込んで
３日間の平均の外気温は１．３℃。

リビングの３日間の平均は２１℃です。

使っている暖房器具は
リビングと寝室に
エアコンが１台ずつ設置してあるだけで
他の暖房器具は
電気ストーブもホットカーペットもありません。

１２月から２月の光熱費は
月平均で１１,３００円程度です。

高気密・高断熱ではない家では
３カ月の平均の光熱費は
１５,３００円程度かかるので
U様邸では冬の温かい暮らしが実現しながら、
光熱費も削減できていました。

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