丸久の家創りの家づくりの考え方②住宅性能C値、Q値

2020/04/21

こんにちは。
鹿児島県出水市の工務店『丸久の家創り』
スタッフです。

今日は、家を建てる上で必要な
『住宅性能』の話をしようかと。

TVやCM、ネット広告などでも
まあ、よく聞くようになりましたよね。

そもそも、『住宅性能』とは?
とりあえず覚えてほしい単語は2つ。

まずは、C値。
C値とは、住宅における相当隙間面積のことです。

建物全体にある隙間面積(cm2)を
延床面積(m2)で割った数値で、
建物の気密性能の指標として用いられています。

C値の測定は、実際に建てられた建物内で、
専門の気密測定試験機を使って行います。
数値が小さいほど優れた気密性をもつ建物といえます。

 

次に、Q値。

Q値とは、一般的に熱損失係数といわれているもので、
住宅の断熱性能を数値的に表したものです。
値が小さいほど断熱性能が高いことを表します。

熱損失係数は、
外壁や天井・床などの各部位の熱の逃げる量(熱損失量)を計算し、
各部位の熱損失量を合計したものを延床面積で割って計算します。

「熱損失係数」は計算が複雑になりますが、
断熱性能を住宅全体で判断でき、
熱貫流率や熱抵抗値では判断できない、
各部位の断熱性能のバランスを把握することができます。

 

大きく分けてこの2つが、住宅性能数値です。

「住宅性能表示制度」とは、
「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づいた制度です。
国に登録されている第三者機関が、
共通基準である「評価方法基準」をもとに評価します。

住宅性能表示制度は2種類に分かれています。
設計段階で図面を確認する「設計性能評価」と、
住宅完成後に確認する「建設性能評価」です。


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