丸久建設のウッドショック対応

2021/06/18

こんにちは。
鹿児島県出水市の工務店『丸久の家創り』
設計スタッフの野付(ノツキ)です。

今日は、丸久建設の
ウッドショックの影響と対応について書きます。

そもそもウッドショックとは・・・
新型コロナウイルスの影響で
海外で木材の需要が高まり、
世界的な木材不足になっています。

国内で使用される
木材の70%を輸入する日本では、
海外からの輸入材が入ってこなくなった事で、
国産材の需要が高まり、木材が不足しています。

国内では木材が入手困難となり、
新築住宅の着工が出来ない地域も出てきています。

幸いな事に
鹿児島、熊本、宮崎は
国産材の産地である事から
南九州エリアでは、木材が流通しています。

丸久建設の家づくりでは、
ウッドショックの前から
南九州の国産材を使用しているので、
木材不足で着工を見合わせる事態にはなっていませんが、
丸久建設の家づくりにも影響がないわけではありません。

木材が不足しているので
木材の納期に時間がかかっており、
通常だと2週間程度で納品される木材が、
今は2カ月かかっています。

この対応としては、
早めに発注をかけて
木材を確保すれば問題ありません。

また、木材の需要が高まった事で
木材価格が高騰しています。

需要と供給の関係で
価格が上がっているのは仕方がないのですが、
木材の品質が良くなったわけではないので、
材木店とは価格の交渉をしております。

丸久建設だけではなく、
鹿児島の材木店や木材業者と協力して
ウッドショックに対応しています。

今回のブログを読んで
「日本の山にはこんなに木があるのに、
なぜ木材が不足するの?」と思いませんか?

日本の国土の7割は森林なのですが、
価格の安い輸入材に頼って
国産の木材や森林を大切にしてこなかった
業界の全体の責任なのかもしれません。

これから先、子供たちの未来のためにも
取り組んでいかなければならない課題が山積みです。

日本の森林の事についてはこちら
https://www.shinrin-ringyou.com/forest_japan/
(森林・林業学習館)


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